歯列矯正

金属アレルギー持ちの矯正歯科の選び方のポイントや注意点!

私は金属アレルギー(ニッケル)があり、安いアクセサリーをつけるとかぶれやすい体質です。

ここでは、金属アレルギー持ちの私が矯正歯科を選んだ時のポイントや、
カウンセリングできいておくべきこと、装置についてなど紹介します!

 

金属アレルギー持ちの矯正カウンセリング質問リスト

初回カウンセリング相談や、カウンセリングの予約電話をする時には
以下の質問をしてみることをおすすめします💡
(実際に私が質問した内容です)

・金属アレルギーでも大丈夫な装置(白いセラミックのブラケット、チタン製ワイヤーなど)の取り扱いはあるか?
・治療前に、短期間だけブラケットやワイヤーを口の中に入れて金属アレルギーの症状が出るかテストしてもらうことは可能か?
・先生は金属アレルギー持ちの患者の矯正治療の経験はあるか?
・万が一金属アレルギーの症状が出て矯正治療を続けることが難しくなった場合、返金できるか?(※できない場合が多い)
・万が一金属アレルギーの症状が出てしまった場合、ワイヤー矯正からマウスピース矯正に変更することはできるか?その時の追加費用はいくらかかるか?
※無料でやってくれる、追加料金を払えばやってくれる、やってくれない先生に分かれます。

 

金属アレルギー持ちの矯正歯科の選び方のポイント

ベテランの先生を選ぶ

私の選んだ先生(40代後半、かなりベテラン)は、金属アレルギー持ちの患者の矯正治療の経験があったようです。
どんな症状が出るのか?などの知識が豊富で、安心できると感じました。
「安いアクセサリーでかぶれてしまいやすい人は、大抵矯正の装置でも口の周りにぶつぶつが出てしうことが多い。そうなると大変だよ。」といわれて、
表側矯正で、白いセラミックブラケット+チタン製ワイヤーを使うことをおすすめされました。

矯正歯科の「よくある質問」を読む

矯正歯科のWebサイトのよくある質問に、「金属アレルギーでも大丈夫ですか?」といった項目がある矯正歯科は、
金属アレルギー対応の装置の取り扱いがあります。

ただし、この質問の項目がなくても金属アレルギー対応の装置を取扱していることもあったので
まずは電話などで問い合わせしてみてください。

勉強熱心な先生を選ぶ

先生によっては、「ある特定のメーカーのものしか使わない」というこだわりがある場合もあります。
普段使わない装置だと、思うように歯を動かすのが難しいといった理由があるようです。

私の先生は勉強熱心で最新の情報も取り入れていて、様々な装置について知識がありました。

金属アレルギー検査のパッチテストを受ける

金属アレルギー検査のパッチテストができる方は、絶対に受けたほうが安心できます。

パッチテスト検査の費用は、保険適用で約1000円~2000円程度です。
※歯列矯正のためにパッチテストを受けたいというと、保険適用にならないことがあるようです。
「アクセサリーでかぶれたので検査したい」といった理由なら、保険適用になるようです。

しかし、このパッチテストは「副作用がかなりつらい」といわれてます。
強いかゆみだけでなく、腫れ、痛み、跡が残ることもあるそうです(´;ω;`)
2日間は入浴NG、汗をかく運動も禁止です。

私はニッケルは確実に反応すると分かっていたので、
正直、この検査を受けたら日常生活が困難になると思いました。。

なので、セラミックのブラケットと
アレルギーが出にくい安全な金属であるチタン製の装置でやってもらうことに決めました!

 

金属アレルギー持ちの矯正装置の選び方

マウスピース矯正

マウスピース矯正(インビザライン、アソアライナー、キレイラインなど)なら、金属は一切使われないので安心です。
しかし、マウスピース矯正は抜歯を伴う歯の移動量が大きい難しい症例には向いてないといわれてます。
詳しくは、日本矯正歯科学会の注意喚起ページを読んでみてください。
http://www.jos.gr.jp/news/2019/0605_13.html

最近は、マウスピース矯正できちんと治らず、結局ワイヤーで再矯正している人も増えているようです。
カウンセリングに何件かまわって、あなたの歯並びは本当にマウスピース矯正に向いてるかどうか?聞いてみるようにしてください。

表側矯正(セラミックブラケット)

表側矯正は、どんなに難しい歯並びにも対応してます。

金属アレルギーがある場合、セラミックの白いブラケット+チタン製のワイヤーを選択すると安心して治療を受けられます。
※チタンはアレルギーが出にくい生体親和性の高い金属です。インプラントやペースメーカーなどにも使われています。

ただし本当に重症な金属アレルギー持ちだと、まれにチタンでアレルギー反応してしまうこともあるようです。
チタンは金属アレルギー検査のパッチテストの項目にも含まれていないので、もし心配な方は口の中に入れて症状が出るかテストしてもらってください。

裏側矯正(舌側・リンガル)

裏側矯正のブラケットやワイヤーの素材は金属製で、多くのものにニッケルが含まれています。

そんなに大量にニッケルが含まれているというわけではありませんが、
基本的には、金属アレルギー持ちなら裏側矯正は選ばないほうがより安心できます。

しかし、どうしても裏側矯正がいい場合は
「インコグニート」という装置は金合金なので、ゴールドのアレルギーがなければ使えるようです。

私は金属アレルギー検査のパッチテストを受けていなくて、金にアレルギー反応するかどうか分からないので
念の為、裏側矯正は選びませんでした。

また裏側矯正は難しい技術が必要なので、裏側を専門とする矯正歯科を選ぶのがおすすめです。

 

まとめ

昔は銀のブラケットやワイヤーしかなかったそうなので、
金属アレルギーでも矯正ができる時代になって本当によかったなと思います☺

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