歯列矯正の初回カウンセリングで、
どんなことを質問したらいいのか分からない…とお悩みではありませんか?
私が歯列矯正のカウンセリングに9件行った経験から、
ここでは、最初に聞いておいたほうがいい質問をまとめて紹介します!
歯列矯正の初回カウンセリングで聞くべき質問リスト
矯正治療をする必要があるか?
そもそも、矯正治療をする必要があるのか?
本当に悪い歯並びや噛み合わせなのか?
矯正治療のみで、あなたの口元の悩みは改善できるのか?(場合によっては、顎の骨切り手術が必要なこともあります)
ということを、まずは聞いておきましょう。
現在の歯の状態は?
現在の歯並びや噛み合わせの状態はどうなっているのか?
ということを説明してもらいましょう。
中には、無料カウンセリングなのに
パノラマレントゲンや横顔のレントゲンを撮って、
おおまかな治療方針を説明してくれる矯正歯科もありました。
例え話やイラストなどを使用して、分かりやすく説明してくれる先生だと安心できます。
治療の難易度は?
自分の矯正は、どれくらい難しいのか?
これを自覚しているかどうかで、矯正歯科の選び方も大きく変わってきます。
例えば、開口や受け口、交叉咬合の矯正はとても難しいといわれています。
また私のような重度の出っ歯など、標準偏差を大幅に上回っているものは難しいそうです。
もし自分の治療の難易度が高いことが分かったら、より技術力の高い先生を探す必要があります。
自分と似ている症例の経験はあるか?
難症例の場合、自分と似ている症例を治療した経験があるのか?
ということはとても重要だと感じました。
なるべく、自分と似ている症例写真を見せてもらうようにしましょう。
ちなみに私も写真を見せてもらったのですが、
「あなたはこの症例写真よりも歯が出ているので、正直ここまできれいに治るかどうかは分からない。
やれるところまでやりますが…。」と自信がなさそうにいわれたこともありました。
その先生は、私レベルの出っ歯の治療の経験はなかったみたいですね笑
外科矯正の必要はあるか?保険適用できるか?
例えば受け口や骨格性の口ゴボなど「顎変形症」と診断された場合、
外科矯正(歯列矯正+顎の骨切り手術)となる可能性があります。
本当に骨切り手術をせずに歯列矯正のみで治るのか?ということは、
最初に質問おいたほうがいいと思います。
外科矯正が必要と診断されると、保険適用で歯列矯正ができます!
ただし、外科矯正の顎の骨切り手術は全身麻酔でとても大変なものといわれてます。。
抜歯or非抜歯
抜歯か非抜歯する必要があるか?というのは、とても大切なポイントです。
誰だって、なるべく健康な歯は残したいものです。
しかし、どうしても抜歯しなければ矯正できないこともあります。
例えば、親知らずが歯列を崩している原因となっている場合や
私のような重度の出っ歯だと上顎の小臼歯2本を抜歯して、前歯を下げるスペースをつくる必要があります。
必ず複数のカウンセリングに行って、本当に抜歯する必要があるのか
色んな先生のセカンドオピニオンを聞き、しっかり比較検討してくださいね!
総額の費用、支払い方法は?
歯列矯正は高額なので、費用や支払い方法も大切ですね。
・分割払いはできるのか?
・クレジットカード払いはできるのか?(私は楽天カードで矯正のお金を支払いしてて、ポイントを貯めてます)
・兄弟割引はあるか?(3万円~5万円くらい割引になることがあります)
・その他、費用はかかるのか?(アンカースクリューやリテーナー、抜歯の費用など)
この時、総額で大体いくらになるのか?を聞いておくと安心できます。
期間はどれくらいかかるか?
歯列矯正の期間は、「何年後の何月何日に終わる」と明確には分かりません。
平均的には、1年~2年くらいといわれてますが
装置が外れた後も、数年間は定期検診として通い続ける必要があります。
(後戻りのリスクがあるからです。)
・どうしても結婚式までに間に合わせたい
・結婚式には、装置を外したい
・就職活動、留学までに間に合わせたい
このような場合、カウンセリングの時点で伝えるようにしましょう💡
治療のリスク・デメリットは?
歯列矯正には、必ずリスクやデメリットがあります。
私の場合、カウンセリングで顎関節に問題があることがわかり、
見た目だけを重視して出っ歯を引っ込めると顎が痛くなる可能性があるといわれました。
また、歯の移動量が大きいので歯根吸収という歯の根っこの部分が短くなってしまうリスクもあるといわれました。
あなたの歯並びを矯正したらどんなリスクがあるのか?と質問してみて、
しっかり回答してくれる先生を選ぶようにしましょう。
最適な装置・使用する可能性のある装置は?
自分が希望する装置(目立たないものなど)を伝えてもOKですが、
まずはその先生に、最もおすすめの装置はどれですか?と質問してみてください。
先生によって得意・不得意な装置があるので、カウンセリングで見極めましょう。
例えば、「裏側矯正は苦手だから、期間が長くかかってしまう」と正直にいってくれる先生もいたりしました。
最初にそのようにいってくれるなんて、すごく誠実で信頼できる性格なんだなぁと感じました。
また、やたらとマウスピース矯正を勧めてくる場合は要注意です。
マウスピース矯正は単純に「楽に儲かる」という理由だけで勧めている可能性があります。
医療費控除の対象となるか?
大人の歯列矯正の場合、見た目の改善だけが目的の場合は
医療費控除の対象にならない(お金の戻りがない)場合もあります。
しかし、噛み合わせや歯並び・発音などが悪く
「機能的に問題があるから矯正治療が必要」と診断されれば、
医療費控除を受けることができます!(必ず診断書や領収書をもらいましょう)
最初に、医療費控除の対象となるかどうか?と質問しておくと安心です。
歯列矯正の初回カウンセリングの質問まとめ
上記のことは、とても重要なので必ず質問をすべきだと思いました!
といっても、歯列矯正のカウンセリングでは
自分から質問しなくても、先生から説明してくれることがほとんどです。
そんなに心配せずに「気になったらとりあえず予約してみる」という精神で
気軽にカウンセリング巡りをしてみてください。
たくさん行けば行くほど、きっと良い病院と巡り会えるはずです。